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米国株式相場は上昇。ダウ平均は269.25ドル高の26412.30、ナスダックは36.80ポイント高の7984.16で取引を終了した。大手行のJPモルガン(JPM)が好決算を発表し、金融銘柄を中心に買いが先行。3月輸入物価指数も予想を上振れ米経済の堅調さが示されると、終日堅調推移となった。セクター別では、銀行や各種金融が上昇する一方でヘルスケア機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
エンターテイメントのウォルト・ディズニー(DIS)は、年内の提供開始を予定する動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」の詳細を発表し、大幅上昇。独立系石油ガス生産のアナダルコ(APC)は、約330億ドルで石油大手のシェブロン(CVX)と売却合意し、30%超の急騰となった。JPモルガンは18年度の4回にわたる利上げの恩恵を受けて金利収入が過去最高となり、堅調推移。一方で、動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、ディズニーの動画配信サービスの月額料金がネットフリックスの主力プランより数ドル低く、競争激化による懸念から下落した
ゴールドマンサックスは、インフレ圧力が緩和していることや、来年に米大統領選を控えて、FOMCの利上げ方針に対して政治家からの圧力があることを勘案し、次回の利上げは20年10-12月期に実施されると予想した。
(Horiko Capital Management LLC)
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