11日の日経平均は小反発となった。ローソク足は陽線を引いたものの、下向きの5日移動平均線を上回る場面はなかったほか、ボリンジャーバンド(25日ベース)では、終値ベースでの+1σ上復帰には至らなかった。これにより、上値の重さを再確認する格好になった。ただ、25日線はわずかながら上向きに転じており、相場の下支え役として意識された。日足の一目均衡表では、転換線が上昇を続けたほか、遅行線は3日ぶりに株価を上回って強気シグナル発生を再開し、大勢では買い手優位を窺わせている。


<FA>

情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小反発、25日線上向き転換