10日午前の東京市場でドル・円は安値圏でのもみ合い。日経平均株価が前日比200超安の軟調スタートで、株安を嫌気した円買いが先行。国際通貨基金(IMF)が前日、世界の成長見通しを今年1月に続き下方修正し、市場センチメントは悪化している。ただ、ドルは110円台で押し目買いが観測され、現時点では下値が堅いようだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円06銭から111円16銭、ユーロ・円は125円13銭から125円23銭、ユーロ・ドルは1.1262ドルから1.1267ドルで推移した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は111円台を維持、日本株は軟調スタート