欧州市場でドル・円は111円20銭台からやや持ち直す展開。アイルランド国境のバックストップに関するドイツの妥協案に期待が高まり、ユーロとポンドがドルと円に対して強含んだ、ドル・円はユーロ・ドルとポンド・ドルの上昇で下押しされたが、その後クロス円の上昇にサポートされたようだ。一方、欧州株高でリスク選好的な円売りも観測される。ポンド・ドルは1.3057ドルから1.3122ドルまで上昇した。

 「メルケル独首相はアイルランド国境をめぐる安全策に5年の期限を設けることに前向き」との一部報道がみられる。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円25銭から111円36銭。ユーロ・円は125円31銭から125円61銭、ユーロ・ドルは1.1262ドルから1.1281ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は下げ渋り、欧州通貨に反応