27日午後の東京市場でドル・円は一時110円60銭付近に持ち直したが、上値は重い。中国株高や欧米株高観測のほか米長期金利の下げ渋りで、円買いは後退。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の理事候補が利下げを主張しており、ドル買いを弱めているようだ。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円41銭から110円66銭。ユーロ・円は124円26銭から124円71銭、ユーロ・ドルは1.1251ドルから1.1277ドルで推移。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は上げ渋り、米利下げ観測も