25日の日経平均は3営業日ぶりに急反落した。終値は25日線やその下を走る75日線を8日以来約2週間ぶりに割り込み、11日に付けた直近安値20938.00円を下回る場面もあった。ローソク足は長い陰線を引き、売り圧力の強さを示した。一目均衡表では、株価は雲上をキープしたが、転換線がわずかに下降して短期的な下落トレンドを確認。遅行線は株価を上回ったが、明日26日終値が21281.85円を下回ると、弱気シグナル発生が始まる点に留意したい。ボリンジャーバンドでは、-2σを下回って引け、レンジの下方拡張局面入りが警戒される。RSIは50.59%から33.22%に低下した。8日から続いた40-60%でのもみ合い圏を下抜けており、一旦20%付近まで低下し、目先は株価下落圧力が増す展開が想定される。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日ぶり急反落、2週間ぶり75日線割れ