19日の日経平均は3営業日ぶりに小反落となった。上昇中の25日移動平均線を割り込む場面はなく、ローソク足は寄り引けほぼ同値で長めの下ヒゲを引くトンボを形成しており、下値での買い需要の強さを確認。日足の一目均衡表では、転換線は下降を続ける一方で、4日を起点に18日まで横ばいだった基準線が上向き、強弱感の対立を窺わせている。雲上限と下限が交差する変化日を来週に控え、株価が上下どちらかに大きく放れる可能性が示唆される。ボリンジャーバンド(25日ベース)では、中心線近くまで下げた後、+1σのやや下まで値を戻し、底堅さが意識される展開となった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:3日ぶり小反落、底堅さを確認