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15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円73銭から111円39銭まで下落し111円47銭で引けた。朝方発表された米3月NY連銀製造業景気指数が予想外に悪化したほか、2月鉱工業生産が予想を下回ったことに加えて、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBメンバーが利上げ見通しを引き下げるとの見方も手伝い米債利回り低下に伴うドル売りが優勢となった。その後発表された米3月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値や1月JOLT求人件数が予想を上回ったため下げ止まった。また、中国が景気刺激策促進を公約したことからリスク選好の円売りも続いた。
ユーロ・ドルは、1.1300ドルから1.1344ドルまで上昇し1.1325ドルで引けた。ユーロ・円は、126円12銭まで下落後、126円50銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.3230ドルから1.3300ドルまで上昇した。3度目となる首相の離脱協定案を巡る採決で議会が支持をするとの思惑も浮上。
ドル・スイスは、1.0053フランから1.0011フランまで下落した。
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