14日の米国市場では、NYダウが7.05ドル高の25709.94の一方、ナスダック総合指数は12.50pt安の7630.91。シカゴ日経225先物は大阪比50円高の21170円と小幅高だった。15日早朝の為替は1ドル=111円60銭台と、14日午後3時時点に比べて小幅円安。本日の東京市場は小動きに終わった米国市場の流れを引き継ぎ、動意に乏しい状態が予想される。昨日まで2日連続でローソク足が陰線を引いており、本日も上値では海外勢を中心に売り圧力が強いとみられる。ただ、3月期末配当の権利確定までは売り物が出にくいとみられ、配当利回りが高く、原油高がプラス材料となる総合商社株や株主優待が手厚い鉄道株は堅調が予想される。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたワールド<3612>、王子HD<3861>、レンゴー<3941>、メルカリ<4385>、OLC<4661>、コマツ<6301>、クボタ<6326>、日立<
6501>、堀場製<6856>、村田製<6981>、京成<9009>などに注目。

<US>

情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:コマツや日立に注目