11日の米国市場では、NYダウが200.64ドル高の25650.88、ナスダック総合指数が149.92pt高の7558.06、シカゴ日経225先物が大阪比210円高の21140円。12日早朝の為替は1ドル=111円20-30銭と、11日午後3時時点と比べ10銭余りの円安・ドル高。本日の東京市場は米株高を好感して買いが先行しそうだ。前日に上値の重かった電機や自動車といった輸出関連銘柄に加え、ソフトバンクG<9984>や任天堂<7974>といった米国株と連動性の高い銘柄の値上がりが予想される。3月期末を前に配当利回りの高い商社株にも買いが向かおう。ただ、日米欧の景気減速に対する懸念は根強く、機関投資家の持ち高圧縮に伴う売りが時価総額上位株の上値を圧迫しそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたネクソン<3659>、北越コーポ<3865>、花王<4452>、小林製薬<4967>、資生堂<4911>、コーセー<4922>、キーエンス<6861>、ホンダ <7267>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:資生堂やコーセーに注目