日経平均は大幅に4日続落となった。前日に続いてローソク足はマドを空けて長い陰線を引き、売り圧力の強さを裏付けた。終値ベースでは、25日線や75日線を下回ったほか、5日線が下降に転じ、調整局面入りのリスクが意識されている。一目均衡表では、日々線が雲上をキープしたものの、転換線は下降。遅行線と株価の上方乖離幅が一段と縮小し、強気シグナルは更に小さくなった。ボリンジャーバンドでは、終値が中心線を下回って-1σに接近して引け、+2σに迫った4日をピークとする調整局面入りの形状となった。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:大幅に4日続落、25日線割れで調整リスク意識