7日の米国市場では、NYダウが200.23ドル安の25473.23、ナスダック総合指数が84.46pt安の7421.46と下げ、シカゴ日経225先物も大阪比140円安の21090円と下落した。8日早朝の為替は1ドル=111円70銭台と、7日午後3時時点に比べ小幅な円高。本日の東京市場は米原油先物相場の堅調からJXTG<5020>など石油株が底堅く推移しよう。また、朝安後は後場の日銀によるETF購入の思惑が強まるとみられ、ファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>など日経平均の高構成比銘柄も下げ幅縮小が予想される。一方、ドラギ欧州中央銀行(ECB)
が利上げの先延ばしを提案しており、金利先高観の後退から三菱UFJ<8306>など大手銀行株は売り物に押されそうだ。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたVコマース<2491>、アサヒ<2502>、不二製油G<2607>、ハウス食G本社<2810>、イビデン<4062>、JXTG<5020>、コスモエネルギーホールディングス<5021>、東芝<6502>、新光電工<6967>、日野自<7205>、日本ユニシス<8056>、三菱UFJ<8306>、エイチ・アイ・エス<9603>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:エイチ・アイ・エスやJXTGに注目