28日の日経平均は反落となった。ローソク足は寄付き天井で陰線を引き、21500円を超える水準での売り圧力を再確認する格好になった。終値は下降に転じた5日線を下回り、短期的な調整局面入りを示唆した。一目均衡表では、転換線が上向くとともに、遅行線は株価の上方を走って強気シグナル発生を継続しており、大勢では買い手優位が続いた。ボリンジャーバンドでは、15日以来の+1σの水準はキープしており、短期的に大きく下落局面に至っているわけではないとみられる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:反落、5日線下降し短期調整示唆