以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株王獅子丸」氏(ブログ「株王獅子丸の株式投資・仮想通貨塾」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年2月18日21時執筆

ごきげんよう。株王獅子丸だ。
個人投資家の兄弟達よ、調子はどうだ。

昨年2018年末は日経平均株価が大きく変動したのも記憶に新しいが、その影響もあってか、実に多くの個人投資家が必要以上に日経平均株価の上下変動に敏感になっている様子が伺える。

実際に俺の周りの投資家も、普段なら日経平均株価を気にもしない連中まで、日経平均株価のチャートを見たり、日経平均株価予想について調べたりしており、皆の心理が顕著にわかる。

もちろん、日経平均株価を意識し、その価格変動を考えながら株式市場を立回るのは非常に素晴らしいことなのだが、その反面、日経平均株価ばかりを気にするせいで、新興市場の美味しい個別銘柄に乗り遅れてしまう弊害も無いとは言えない。

当記事を読んでいる読者の方は、日経平均株価とは、225銘柄の株価の平均値的な一つの指標であるということはご理解されていると思うが、だからこそ、日経平均株価ばかりに気を取られてしまうと、日経225に含まれない、つまりは日経平均株価の影響を受けない新興市場の個別銘柄を見落としてしまいがちだ。

日経平均株価は続落しているのに、2連騰、3連騰している銘柄があるのはなぜなのかと気になったことは誰でも一度はあるはずだ。

全てとは言わないが、日経平均株価の影響を受けにくいのは新興市場であり、言い方によっては、日経平均が冴えない時こそ新興市場が賑わうとも言える。

もし、東証一部の銘柄ばかりでポートフォリオが構築されている場合は、日経平均株価の影響を受けにくいジャスダック、マザーズの新興株をポートフォリオに組み入れておくと、日経平均株価が下がった時にも、ただマイナスが増えるだけではなく、プラスを見込んだ楽しみ方もできるので覚えておくと良いだろう。

さて、最後に本題に入りたいと思うが、最初にも書いたように日経平均株価の動向をしっかりと追って把握しておくことは大切なことに変わりはないので、多くの方が気になっているであろう2019年3月の日経平均株価予想について個人的な見解を述べてみたいと思う。

俺の予想では、2019年3月の日経平均株価はネガティブに考えると、19,000円台~22,000円台のレンジが考えられるが、米中貿易摩擦問題が解消の兆しが見えれば、21,000円台~25,000円台までも考えられる。

トランプ大統領の発言、行動でも日経平均株価は価格が上下しやすくなっているが、逆に言えば、日経平均株価が不安要素を抱えていると感じるなら、日経平均株価の影響を受けない新興市場の新興株に目を向けていくという意識の切り替えが新たな投資成功の鍵にも成り得るだろう。


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執筆者:「株王獅子丸」氏
ブログ名:株王獅子丸の株式投資・仮想通貨塾



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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家「株王獅子丸」氏:日経平均株価予想(2019年3月)【FISCOソーシャルレポーター】