欧州市場でドル・円は111円を割り込み、一時110円96銭まで軟化した。株高にも米10年債利回りが一時2.68%台まで低下し、ややドル売り方向に振れた。一方、19時に発表されたユーロ圏の10-12月期域内総生産(GDP)改定値は速報値と一致し、景気減速を懸念したユーロ売りは回避された。そのため、ドルの戻りは鈍いようだ。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円96銭から111円11銭。ユーロ・円は124円94銭から125円39銭、ユーロ・ドルは1.1250ドルから1.1290ドルで推移。



<KK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は111円割れ、米長期金利の低下続く