以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家スマイルマン氏(ブログ「脱サラSの急騰銘柄監視日記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年2月6日18時に執筆

株ブログ『脱サラSの急騰銘柄監視日記』を執筆しているスマイルマンと言います。

長い間株式市場で個人投資家に人気を集めていた5G関連ですが、アンリツの決算発表を契機に理想から現実買いの局面に変化した可能性が高く、ここから大きく盛り上がる可能性があると見ています。

今までは業績に恩恵の無い関連銘柄も思惑で買われていましたが、ここからは業績にしっかりと恩恵のある銘柄しか買われなくなると見ており、その見極めが必要になります。

既に韓国と米国では5Gのサービスが開始されている事に加え、日本でもラグビーワールドカップに合わせてNTTドコモが5Gのプレサービスを開始する事もあり、注目度は今後も益々高まってくるでしょう。

今回は5G関連の中でも特に注目度の高い銘柄をご紹介したいと思いますので参考にして頂ければ幸いです。こういった局面に入ると大きく化ける銘柄が出てくる可能性もあり、中長期保有でも面白いのでは無いかと見ております。

アンリツ<6754>

通信計測器で世界規模を誇る。スマホの端末開発向けや基地局の通信インフラ等計測事業が主力で、食品や薬品メーカー向けに混入異物の検出装置も展開。5G関連の火付け役となった同社が1月30日に発表したのが第3四半期の決算発表になります。決算発表と同時に通期の上方修正を発表しており、その修正幅と要因が大きなサプライズとなりました。

同社の主力の計測事業において、5G関連のモバイル市場向け開発用計測器需要が拡大基調で推移している事や北米、アジア地域において5Gのチップセット及び携帯端末の初期開発投資需要が計画を上回る事が要因としており、5Gに関わる投資がいよいよ本格化してきた事が伺えます。

santec<6777>

光通信の必須部品や測定器、光ネットワーク環境を利用したソフトウェア等を展開している会社になります。

同社の部品が組み込まれたモジュールが通信設備に搭載され、増加し続けているテレコム、データコムの通信を支えているとの記述が決算資料内にある事から5G関連として大きく注目を集めている銘柄になります。

5Gの普及に合わせてモジュールの需要が急拡大していく事が想定され、同社への業績寄与も大きくなるでしょう。5G関連の中でも業績面での恩恵が大きく時価総額が小さい事からも今後大きく化ける可能性があるとみています。1月31日に発表された第3四半期の決算と同時に通期の上方修正を発表している事から業績は好調と言え、今後の更なる上昇に期待ができる銘柄です。

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執筆者名:スマイルマン
ブログ名:脱サラSの急騰銘柄監視日記



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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家スマイルマン:理想から現実買いの局面へ!!いよいよ業績に現れ始めた5G関連銘柄に注目!!【FISCOソーシャル