6日の日経平均は小反発。ローソク足は陰線を引き、ザラ場高値は20971.66円と、節目の21000円台回復は先送りされた。ただ、上昇中の5日線を割り込む場面はなく、25日線も上向きをキープし、日経平均の上昇トレンドは維持された格好となった。一目均衡表では、日々線が昨年10月22日以来およそ4カ月ぶりに雲上限を突破する場面があったほか、遅行線は株価の上方を走って強気シグナル発生を続けた。ただ、基準線と転換線が横ばいのため、目先は足踏みを強いられる可能性もありそうだ。ボリンジャーバンドでは、日々線はザラ場で+2σに接近。終値は、上向きの+1σを5日連続で上回り、日経平均の上昇トレンド延長を示唆した。一方、東証1部の騰落レシオは124.23%
と昨日に続いて目安とされる120%を超えており、過熱圏入りが警戒される。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小反発、4カ月ぶりに一時雲上限越え