4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円16銭まで上昇後、109円83銭へ反落し、109円90銭前後で引けた。先週発表された予想を上回った1月雇用統計を受け、米国経済の順調な成長に楽観的見方が広がり、米債利回り上昇に伴うドル買いが続いた。

ユーロ・ドルは、1.1451ドルから1.1425ドルまで下落し1.1430ドルで引けた。

ユーロ・円は、125円95銭まで上昇後、125円57銭へ反落。

ポンド・ドルは、1.3103ドルまで上昇後、1.3029ドルまで下落した。予想以上に落ち込んだ英国の1月建設業PMIに失望したポンド売りに上値が抑制された。

ドル・スイスは、0.9973フランから0.9994フランのレンジでもみ合った。

[経済指標]・米・11月製造業受注:前月比-0.6%(予想:+0.3%、10月:-2.1%)・米・11月耐久財受注改定値:前月比+0.7%(予想:+1.5%、速報値:+0.8%)・米・11月耐久財受注(輸送用機除く)改定値:前月比-0.4%(予想:+0.0%、速報値:-0.3%)・米・11月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比−0.2%(予想:+0.2%、速報値:-0.1%)

    

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情報提供元: FISCO
記事名:「 2月4日のNY為替概況