1日の日経平均は小幅続伸。ザラ場安値は5日線を上回り、1月21日に付けた直近高値20892.68円を超える場面があった。5日線が上昇を維持したほか、下降を続けてきた25日線は上向きに転じた。ただ、ローソク足は寄り値と引け値が接近して長い上ひげを伴う「卒塔婆」に似た形状を示し、上値の重さを強く印象づけた。一目均衡表では、日々線は緩やかに上昇する転換線上をキープ。遅行線は株価を上回って強気シグナル発生を開始するなど形状の改善が進んだ。ボリンジャーバンドでは、終値が昨日に続いて+1σを上回り、上昇トレンドの延長を示唆した。RSI(9日)は56.23%から54.19%へ低下。過熱感は乏しく、上値余地の大きさが窺える。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:小幅続伸、25日線上向き転換し遅行線は強気シグナル発生