29日のマザーズ先物は前日比23.0pt安の911.0ptと大幅続落して取引を終えた。高値は947.0pt、安値は900.0pt、取引高は6532枚。

本日のマザーズ先物は大幅続落して引けた。前日の米株安の流れを引き継いで日経平均は続落して始まり、マザーズ銘柄やマザーズ先物にも売りが波及した。その後、業績下方修正を発表したサンバイオ<4592>が値を戻したことなどからマザーズ先物にも押し目買いが入り、午後の取引では1%を超える上昇となる場面があった。しかし、株式の取引終了後にサンバイオが再生細胞薬の慢性期脳梗塞を対象にした臨床試験で主要評価項目を達成できなかったとの速報を発表。同社株の下落をヘッジする目的のマザーズ先物売りがかさんだ。

その他の個別株では、午後の取引開始前に業績上方修正を発表したJIA<7172>、前日に第3四半期決算を発表した弁護士コム<6027>などが大きく買われた。また、ショートムービーアプリ「TikTok」マーケティング専門の部署を設立したTrends<6069>はストップ高水準で本日の取引を終えた。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅続落、引け後のサンバイオ発表受けヘッジ売り