[本日の個別銘柄動向]

23日の米国市場では、NYダウが171.14ドル高の24575.62と上げ、ナスダック総合指数は5.41pt高の7025.77と小幅高の一方、シカゴ日経225先物は大阪比15円安の20545円と小幅安に。24日早朝の為替は1ドル=109円台後半と、昨日午後3時時点とほぼ同水準。本日の東京市場はナスダック総合指数やシカゴ225先物の上値の重さを反映し、小動きとなろう。米中関係の先行き不透明感が払拭されないことに加え、米政府機関閉鎖の長期化が米国株の頭を押さえており、東京市場でも輸出関連銘柄については買い上がりにくい地合いが予想される。ただ、米ダウの上昇や米長期金利の上昇から三菱UFJ<8306>をはじめとする大手金融株の堅調が予想される。2018年10-12月期決算発表を前に好業績が期待される内需銘柄の買いが見込まれ、マザーズ市場の値上がり銘柄への追随買いも盛り上がりを見せよう。一方、強気の投資判断が観測されたラクオリア<4579>、ABホテル<6565>などに注目。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:ラクオリアやABホテルなどに注目