23日午後の東京市場でドル・円は伸び悩み、足元は109円70銭付近で推移。日銀の黒田総裁は15時半からの金融政策決定会合後の定例記者会見で、「現在の緩和を粘り強く続けることが必要」などと述べた。大規模緩和継続を観測した円売りはすでに一巡しているが、発言の内容によっては円一段安の可能性はあろう。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円33銭から109円80銭。ユーロ・円は124円22銭から124円79銭、ユーロ・ドルは1.1360ドルから1.1372ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は伸び悩み、日銀総裁発言を見極め