23日午後の東京市場でドル・円は一段高となり、一時109円79銭まで強含んだ。日銀は昼すぎに大規模緩和を柱とする金融政策の継続を発表。同時に公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で物価上昇見通しを引き下げたことを受け、緩和政策が当面維持されるとの見方が円売りを誘発したもよう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円42銭から109円79銭、ユーロ・円は124円30銭から124円78銭、ユーロ・ドルは1.1358ドルから1.1372ドルで推移した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は一段高、日銀の大規模緩和継続の観測で