22日午前の東京市場でドル・円はじり安。国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しの下方修正を受け、リスク回避的な円買いが進んだ。

ドル・円は、IMFが先行きの経済見通しに不透明感から下方修正し、やや円売り・ドル買いに振れやすい展開となった。ただ、109円50銭以下は国内勢の押し目買いが観測され、ドルの下値の堅さが意識された。

ただ、ランチタイムの日経平均先物は小幅安となり、日経平均株価は後場も前日終値をやや下回って推移するとの思惑から円売りは後退。また、中国株安や欧米株安観測も広がり、ドルは売られやすい展開のようだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円49銭から109円70銭、ユーロ・円は124円48銭から124円71銭、ユーロ・ドルは1.1365ドルから1.1372ドルで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円はじり安、世界経済見通しの下方修正を嫌気