18日のマザーズ先物は前日比21.0pt高の941.0ptと大幅続伸。高値は944.0pt、安値は919.0pt、取引高は3133枚。前日の米国市場で、ムニューシン財務長官が通商交渉において現在実施している対中関税の緩和を提案したことが報じられ、NYダウが162ドル高と3日続伸となるなか、マザーズ先物も朝方からナイトセッション終値水準よりレンジを切り上げる動きとなった。また、前日に下方修正を発表した日本電産<6594>株の下げ渋りやアジア市場の堅調な動きを背景に、ショートカバーの側面が一段と強まった。午後にかけては、戻り売りの動きも一部で観測されたものの、好業績が期待される銘柄やバイオ関連、各種テーマ銘柄に対する個人投資家の資金流入が続いたこともマザーズ先物高に寄与する格好に。
個別では、東証に本則市場への変更を申請したと発表したテモナ<3985>がストップ高となった。

<SK>

情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物概況:大幅続伸、ショートカバーの側面強まる