本日のマザーズ先物は、売り買い交錯でもみ合いとなりそうだ。前日のマザーズ市場では、日経平均が朝安後にプラスに転じたことで個人の投資マインドが一段と上向き、時価総額上位銘柄や好決算銘柄を中心に値を上げた。マザーズ先物にも買いが波及し、昨年12月17日以来およそ1カ月ぶりに900pt台を回復した。15日の米国株は中国の政策期待を背景に上昇したものの、東京市場では前日に織り込み済みとあって、目先の達成感などから本日は戻り待ちの売りなどが増える可能性もある。
一方、前日は9-11月期決算発表の最終盤で、好業績銘柄への個人投資家の物色が活発となれば、マザーズ指数は底堅く推移しそうだ。マザーズ先物にも押し目買いが入ることが想定される。個別株では、好決算のシンメンテHD<6086>、KDDI<9433>との資本・業務提携を発表したエコモット<3987>などに物色が向かいそうだ。上値のメドは920.0pt、下値のメドは890.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:売り買い交錯でもみ合いか