15日のロンドン外為市場では、ドル・円は108円48銭から108円70銭で推移している。欧州株はほぼ全面高で、米株先物も上昇を維持しているが、欧州通貨クロス円の売りがみられ、ドル・円も連れ安気味になっている。

 ユーロ・ドルは1.1474ドルから1.1423ドルまで下落。ドイツの2018年成長率の低下やポンドの売りを受けて、ユーロ売りが優勢になっている。ユーロ・円は124円69銭から123円94銭まで下落している。

 ポンド・ドルは1.2889ドルから1.2831ドルまで下落。英国でのEU離脱合意案の議会採決を控え、ポンド買いが一服し売りが優勢になっている。ドル・スイスフランは0.9814フランから0.9866フランまで上昇している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は108円48銭から108円70銭で推移