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8日の米国市場では米中協議の進展期待を背景にNYダウが256ドル高となり、投資家心理の一段の改善に寄与するだろう。また、市場では「昨年12月の株価急落で追い証(追加証拠金)に伴う投げ売りが一巡し、割安感の際立つ銘柄に個人の見直し買いが入っていることもプラスに働いている」との指摘が聞かれる。マザーズ市場ではバイオ関連株などを中心に値を上げる銘柄が増えており、この流れが続けばマザーズ先物も引き続き戻りを試しそうだ。ただ、円相場の下げ渋りが日本株全体の重しとなる可能性があるほか、前日までの急ピッチのリバウンドで利益確定の売りも出やすいと考えられる。また9日も米中協議は継続して行われる見通しで、引き続き関連報道に警戒する向きもあるだろう。個別株では、新規レーティング付与が観測されているラクスル<4384>などの動向が注目される。上値のメドは890.0pt、下値のメドは860.0ptとする。
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