8日の日経平均は続伸した。前日に続いて上向きの5日線を上回って推移し、ボリンジャーバンドでは、日々線は-1σの上方で取引を終えていることから、中心線に向けた中期的な回復トレンドの継続が意識された。一方で、下降中の25日線との下方乖離率は節目の5%を下回る4.01%に縮小し、短期的な売られ過ぎ状態は解消した格好になっている。本日の日経平均終値は寄り値を約20円程度下回って、ローソク足は十字足に似た小さな陰線を引いており、本日までの急速なリバウンドの反動安も目先は警戒されやすいところである。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続伸、連日の5日線上推移