4日午前の東京市場でドル・円は107円60銭台で推移。日経平均株価は700円超の下げとなっており、リスク選好的なドル買いは引き続き抑制されている。市場関係者の間からは「円高・株安を受けて日本の通貨当局の対応を見極めたい」との声が聞かれており、短期筋などはドル売りを手控えているもようだが、具体的なドル買い材料は多くないことから、ドルは108円近辺で伸び悩む可能性がある。ここまでのドル・円は107円52銭から107円97銭で推移。
・ユーロ・円は、122円59銭から122円99銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1388ドルから1.1403ドルで推移

■今後のポイント
・108円近辺を巡る攻防
・米長期金利は伸び悩み、リスク選好的な円売り抑制も
・急激な円高を受け日本の通貨当局の対応に注目

・NY原油先物(時間外取引):高値46.90ドル 安値47.00ドル 直近値46.75ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:株安継続でドルは上げ渋る展開