27日午後の東京市場で、ドル・円は下げ渋り、足元は110円90銭台にやや値を戻した。日経平均株価が前日比800円超と上げ幅を拡大し、株高を好感した円売りが強まった。一方で、米10年債利回りは上げ渋りでドル買いは続かず、目先の戻りは限定的となりそうだ。ドル・円では国内実需筋らのドル売りが出ていたもよう。

 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円85銭から111円37銭。ユーロ・円は126円21銭から126円49銭、ユーロ・ドルは1.1352ドルから1.1390ドルで推移。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は下げ渋り、日本株の上げ幅拡大