26日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日経平均株価の自律反発で株安をにらんだ円買いは後退し、ドルは110円半ばまで値を上げた。

ドル・円は、110円20銭台で寄り付いた後、日経平均が前日の大幅安から持ち直す展開となり、株安を警戒した円買いは弱まった。クロス円でも円売り基調となり、ドルは一時110円60銭台まで水準を切り上げた。

ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、日本株高継続が見込まれる。ただ、日経平均の20000円回復は想定できず、中国株安、欧米株安も観測されるため警戒の円買いは根強く、目先のドルの戻りは緩慢になりそうだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円14銭から110円66銭、ユーロ・円は125円63銭から126円24銭、ユーロ・ドルは1.1386ドルから1.1420ドルで推移した。

【要人発言】
・トランプ米大統領
「政府がいつ再開するかわからないが、壁を手に入れるまでは再開しない」




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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は小じっかり、日本株の自律反発で