25日の米国市場はクリスマスのため休場。大阪夜間取引の225先物は180円高の19150円と上昇した。本日早朝の円相場は1ドル110円20銭台と、昨日大引け時点に比べて対ドルでやや軟化している。本日は前日の急落の反動で、輸出関連の大型銘柄を中心に一旦買い戻しや押し目買いの動きが先行しよう。ただ、急速な地合いの悪化に伴う戻り売り圧力は強いとみられ、前日の日経平均の下落幅が1000円を超えた割りに株価の上昇幅は小さいだろう。
また、売り買いの均衡点は定まりにくく、不安定な値動きが続こう。新興市場では、東証1部銘柄の下落で信用取引の担保余力低下が進み、信用買い残の厚い銘柄を中心に見切り売りが優勢となろう。一方、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたコカBJH<2579>、東京製鐵<5423>、エイチ・アイ・エス<9603>などに注目。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 個別銘柄戦略:コカBJHや東京製鐵に注目