21日の日経平均は大幅に4日続落。ローソク足は下降中の5日線や25日線を下放れて陰線を引き、前日終値を上回ることなく推移。ザラ場でも終値でも昨日に付けた今年最
安値を更新した。25日線との下方乖離率は6.6％と前日の5.8％から拡大し、短期的な売られ過ぎ感が意識される水準となった。一目均衡表では、基準線と転換線がともに下降を続け、遅行線は株価とのマイナス乖離幅をさらに拡大し、弱気シグナルが更に鮮明になった。ボリンジャーバンドでは、-2σより下側で推移し、終値は-2σと-3σの中間。中心線が下降する一方、各バンドの幅が拡大しており、3連休明け25日以降は荒い値動きが予想される。

＜FA＞

情報提供元： FISCO
記事名：「 日経平均テクニカル：大幅に4日続落、弱気シグナルが更に鮮明に 」