本日のマザーズ先物は、今夜から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、仕掛け的な売買に警戒が必要だろう。前日にマザーズ市場は、世界的な景況感の悪化懸念から主力銘柄や指数寄与度の高い時価総額上位銘柄などが売られ、マザーズ先物も一時前日比26.0pt安892.0ptと下押し、取引時間中としては11月2日以来約1カ月半ぶりに900ptの大台を割り込む場面もあった。週明け17日のNYダウ、ナスダック総合指数など主要指数の大幅下落や円高傾向もあり、本日も売りが先行する展開が想定される。また、FOMCを控えており、海外ヘッジファンドなどによる仕掛け的な売買で相場が乱高下する可能性もあり、注意が必要だろう。前述の海外重要イベントを控えて、個人投資家による積極的な押し目買いの動きも限られてこよう。上値のメドは900.0pt、下値のメドは870.0ptとする。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:重要イベント控え積極的な押し目買いは限定的に