- 週間ランキング
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円67銭まで上昇後、113円22銭ま
で下落し、113円39銭で引けた。11月小売売上高が予想を上回り米国経済への自信がいったん回復したものの、中国や欧州の低調な経済指標を受けた世界経済への懸念は払しょくできず株安に連れたリスク回避の円買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.1270ドルまで下落後、1.1308ドルまで戻し、1.1302ドルで引けた。低調な欧州経済指標に失望したユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、128円26銭から127円99銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.2530ドルまで下落後、1.2589ドルまで反発。メイ首相が再交渉は可能としたことに対して、欧州連合(EU)指導者が英離脱案を再交渉しないと表明すると、離脱への警戒感を受けたポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは、0.9963フランから0.9990フランまで上昇した。
<TN>