14日のロンドン外為市場では、ドル・円は113円47銭から113円62銭で推移した。米国の11月小売売上高の発表を控え、欧州通貨売りによるドル買い、欧州株安による円買いでもみ合いになったもよう。

 ユーロ・ドルは1.1359ドルから1.1282ドルまで下落。ドイツやユーロ圏の12月PMI速報値が予想以上に低下したことや、ポンドが売られたことで、ユーロ売りが強まった。ユーロ・円は129円00銭から128円12銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.2631ドルから1.2554ドルまで下落。EU首脳会議最終日となり、合意なきブレグジットへの懸念からポンド売りが先行した。ドル・スイスフランは0.9939フランから0.9977フランで推移した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は113円47銭から113円62銭で推移