本日のマザーズ先物は、米ナスダック総合指数や為替の円安進行などから買い戻しが先行して始まりそうだ。前日のマザーズ市場では、米中通商交渉や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感が台頭するなか買い見送りムードが強まり、マザーズ先物も大幅に続落した。ただ、今月に入りマザーズ指数や同先物は8%超下落しており、本日は米ハイテク株高を支援材料とした買い戻しの動きが想定される。一方、今週末にメジャーSQ(特別清算指数)算出日を控えるが、SQ週の中日となる水曜日は国内機関投資家などのポジション調整の売買が膨らみ、相場が荒れる傾向があるだけに警戒感もくすぶる。外部環境の不透明感も拭えず、再び買い見送り機運が強まる可能性がある。個別株では、KDDI<9433>との資本業務提携を発表したALBERT<3906>などが注目されそうだ。上値のメドは950.0pt、下値のメドは920.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米ハイテク株高や円安受けて買い戻し先行か