29日の日経平均は5日続伸した。ともに上向きの5日線が25日線を上回って短期ゴールデンクロスを示現し、短中期的な強気局面入りを示唆して大引けを迎えた。ザラ場で200日線を超過する場面もあったものの、ローソク足は陰線を引き、上値は重かった。
一目均衡表では、上向きの転換線が横ばいの基準線を上抜くとともに、遅行線は株価を上回って強気シグナルの発生を開始し、形状は徐々に強気側に転じつつある。ボリンジャーバンドでは、朝方に一時+2σに接近した後は伸び悩んだが、終値ベースでは昨日に続いて+1σをキープ。中心線が上昇していることもあり、買い手主導の地合いを示している。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:5日続伸、一時200日線超えの場面も