NY原油先物1月限は下げ渋り(NYMEX原油1月限終値:51.56 ↓0.07)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比−0.07ドルの51.56ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて一時50.30ドルまで下落したが、通常取引終了前に下げ幅は急速に縮小。石油輸出国機構(OPEC)は原油の供給過剰を是正するための措置について議論するとの見方が広がったことが要因。ただ、世界経済の減速観測は後退していないため、OPECとOPEC非加盟の主要産油国は需給均衡のために大幅な生産削減を検討する必要があるとみられている。


<CS>

情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:下げ渋りで51.56ドル、原油の供給過剰是正への期待広がる