22日のニューヨーク市場は、感謝祭の祝日で休場のため、主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続いた。ドル・円は112円92銭から113円01銭の範囲内で推移し、112円95銭で取引を終えた。


ユーロ・ドルは1.1414ドルから1.1391ドルまで下落したが、1.1405ドルで引けた。22日発表された11月のユーロ圏消費者信頼感は−3.9に悪化し、市場予想の−3.0を下回ったことから、ユーロは伸び悩んだ。ユーロ・円は128円71銭から128円92銭の範囲内でのもみ合いが続いた。ポンド・ドルは、1.2851ドルから1.2888ドルで推移し、1.2878ドルで取引終了。英国とEUは、EUからの離脱に関する最終的な草案に合意したものの、議会承認の成否は依然としてさだかではないことを理由にポンドは上げ渋った。ドル・スイスフランは0.9956フランから0.9940フランまで下げたが、ユーロが上げ渋ったことを意識してドル・スイスフランは下げ渋った。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY為替:感謝祭の祝日で休場のため、主要通貨の為替取引は動意薄