21日の日経平均は続落した。朝方、13日ザラ場に付けた直近安値21484.65円を下回った後、下げ幅を急速に縮小したものの、下降中の5日線を超える場面はみられなかった。ボリンジャーバンドでは、日々線が-1σを下回ったが、-2σには到達せず、大引けにかけて買い戻され-1σ水準はキープした。しかし、25日線や200日線も下降が続いており、日経平均の下落トレンド延長が確認された。一目均衡表では、雲下で推移する転換線が下降して横ばいの基準線を下回った。日々線はさらにその下を走り、売り手主導の形勢を再確認する格好。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均テクニカル:続落、朝安から下げ幅縮小も5日線に届かず