NY原油先物は反発(NYMEX原油12月限終値:56.76↑0.30)。55.08ドルまで下落後、57.24ドルまで上昇した。ロシアが、産油国は原油減産を決める前に今後数週間の市場動向を注視する必要がある、との見解を示したことで減産思惑が後退し売りが先行した。

その後、国際エネルギー機関(IEA)がサウジアラビアの増産余力は依然として低いと指摘したことをきっかけに、需給ひっ迫を警戒した買い戻しの動きが広がったとみられ、上昇に転じた。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 NY原油:反発で56.76ドル、需給ひっ迫警戒による買い勝る