本日のマザーズ先物は、2日の米ナスダック総合指数の下落などハイテク関連株安を映して売りが先行して始まりそうだ。2日の米国市場は、米アップルの業績見通しが市場予想に届かなかった上、米雇用統計を受けた米長期金利の急上昇で、ナスダック総合指数やSOX指数といったハイテク関連株が下落した。この流れを受けて、テクノロジーセクター多いマザーズ市場も売りが先行すると想定される。また、先週末の相場上昇に一因となった米中貿易摩擦の懸念後退も、米政権内で見方が分かれているだけに、今後の動向を見極めたいとのムードも強く、買い見送りムードにつながりそうだ。一方で、先週末、再生治療薬への期待感からサンバイオ<4592>がストップ高まで買われ、PTS市場でも制限値幅まで買われたほか、他のバイオ関連株にも好影響与えており、この流れが継続するなら、マザーズ先物を下支えする要因になりそうだ。上値のメドは910.0pt、下値のメドは890.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米ハイテク株安などを背景に売り先行もバイオ関連株人気が継続し、下げ渋る展開か