本日のマザーズ先物は、米ハイテク株安などを背景に売りが先行するとみられる。一方、為替が円安方向に傾いていることは相場全体の下支え要因となりやすいことから、下値の堅さも意識されやすいだろう。とはいえ、売り一巡後の個人投資家の関心は主要企業による決算発表本格化を前に、主力の東証1部市場に向かいやすく、中小型株は敬遠される可能性がある。このため、マザーズ先物は上値の重さが意識される展開が想定され、物色対象は値動きの軽い銘柄や個別材料株にとどまろう。上値のメドは970.0pt、下値のメドは930.0ptとする。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:個人投資家の関心は東証1部へ向かいやすく