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米国株式相場はまちまち。ダウ平均は64.89ドル高の25444.34、ナスダックは36.11ポイント安の7449.03で取引を終了した。朝方は昨日の株価下落を受けた買い戻しが先行したものの、9月中古住宅販売件数が予想を下振れたほか、米長期金利の上昇を嫌気したハイテク株の下落に伴い、引けにかけて上げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や食品・飲料・タバコが上昇する一方で耐久消費財・アパレルや半導体・半導体製造装置が下落した。
決済サービスのペイパル(PYPL)は、モバイル決済「ベンモ』が好調で業績見通しを引き上げ、大幅上昇。家庭用品のプロクター&ギャンブルは、売上高が5年ぶりの大幅増となり、上昇。クレジットカードのアメリカン・エキスプレスは、決算内容が予想を上振れ、堅調推移。一方で、オークションサイトのイーベイ(EBAY)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け、大幅下落。化学メーカーのダウ・デュポン(DWDP)は、農業事業で46億ドルの評価損を計上することを発表し、軟調推移となった。
モルガン・スタンレーが、携帯端末のアップル(AAPL)が運営する「App Store」の7-9月期売上高の成長鈍化を指摘した。中国の景気減速懸念や新作ゲームの認可凍結が主因と分析している。
(Horiko Capital Management LLC)
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