9日のロンドン外為市場では、ドル・円は113円31銭から113円04銭まで下落した。欧州株の全面安や米株先物の下落を受けて、リスク回避的な円買いが優勢になった。

 ユーロ・ドルは1.1481ドルから1.1435ドルまで下落し、ユーロ・円も130円05銭から129円37銭まで下落した。イタリア予算案をめぐる不透明感やドイツの8月輸出の落ち込みなどが懸念され、ユーロ売りが進んだ。

 ポンド・ドルは1.3069ドルから1.3034ドルまで下落。ブレグジットの先行き懸念によるポンド売りが再び強まった。ドル・スイスフランは0.9937フランから0.9950フランでもみ合った。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は113円31銭から113円04銭まで下落