本日のマザーズ先物は、前日の米ハイテク株の下落や為替の円安一服を背景に、やや売りが先行する展開となりそうだ。前日のマザーズ市場では、約27年ぶりの高値を付けた日経平均が短期的な過熱感から伸び悩んだことを受けて利益確定の売りがかさみ、マザーズ指数は大幅に続落した。メルカリ<4385>やサイバーダイン<7779>
といった指数寄与度の高い銘柄が下落したことが響いた。本日も米ハイテク株安や円安一服などを背景に日経平均は続落して始まるとみられ、マザーズ先物も売りが先行すると予想される。ただ、株価上昇に乗り遅れた投資家から押し目買いが入り、売り一巡後は下げ渋る可能性もある。個別株では、業績上方修正や本則市場への市場変更を発表したテンポイノベ<3484>などが注目されるだろう。上値のメドは
1050.0pt、下値のメドは1030.0ptとする。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ先物見通し:米ハイテク株安や円安一服を受けて売り先行か