20日のロンドン外為市場では、ドル・円は112円16銭から112円29銭で推移した。欧州株は全面高、米10年債利回りは3.08%台まで上昇したが、欧州通貨買いをきっかけとしたドル売りが波及気味になった。

 ユーロ・ドルは1.1686ドルから1.1764ドルまで上昇。英国のEU離脱交渉への楽観的見解を受けて、ユーロ買いが優勢になった。ユーロ・円は131円18銭から131円95銭まで上昇した。

 ポンド・ドルは1.3176ドルから1.3280ドルまで上昇。英国の8月小売売上高が予想外に上昇したことや、EU離脱交渉への楽観的見解を好感してポンド買いになった。ドル・スイスフランは0.9672フランから0.9620フランまで下落した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 欧州為替:ドル・円は112円16銭から112円29銭で推移