11日午前の東京市場でドル・円は111円台前半で推移し、底堅い動きが続いている。日米貿易協議への警戒感はくすぶっているものの、米下院共和党は10日、減税策第2弾(案)を発表した。昨年発表した税制改革に続くものとなるようだ。減税案はドル買い・円売り材料になるとみられており、目先的にドル・円は111円台を維持する可能性がある。ここまでのドル・円は111円07銭から111円23銭で推移。
・ユーロ・円は、128円79銭から128円97銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.1592ドルから1.1598ドルで推移

■今後のポイント
・米下院共和党による新たな減税案
・日米貿易協議への警戒感でリスク選好のドル買いは抑制される可能性
・112円-114円で輸出企業などのドル売り予約増加の可能性

・NY原油先物(時間外取引):高値67.63ドル 安値67.51ドル 直近値67.57ドル



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情報提供元: FISCO
記事名:「 東京為替:ドル・円は111円20銭台、株高を意識したドル買い